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イワテバイクライフ 2012年10月後半


2012年10月31日(水)
妙に生ぬるい朝だった。思いのほかの青空だった。夕方からの雨に身構えたが、微塵も気配は無かった。多少冷えた。



  僕は、ある日、仕事を全部失ったよ。
  今、取り戻したのは、ひと握りだよ。

  だから、
  僕に残されたものは、
  たくさんの時間だけだよ。
  白い画用紙みたいな時間だよ。

  どう過ごすか、考えたよ。
  やっと決めたことはね、
  この風を抱きしめること。
  この山々と語り合うこと。
  この光を記憶に刻むこと。

  来る日も来る日もそうすることにしたよ。
  (ずっと昔の決心だよ)
MOTO GUZZI Classic Vintage 
@岩手山麓
 撮影日2012年10月30日

2012年10月30日(火)
霧が払われ朝を迎えた。午前中は薄雲に覆われたが、午後は、青空を背景に不思議な雲の展覧会だった。



  大切なことを教えないのは、
  ほぼ犯罪だ。

  それを知ろうとしないのも、
  まあ同罪だ。
  
  両者が親しくすれば、共犯だ。
MOTO GUZZI Classic Vintage @岩手山麓

2012年10月29日(月)
午前中は未明までの雨が乾き切らず、雲の乱舞。午後は穏やかな晴天になったが、荒々しい雲の印象の方が強かった。



  老いた君よ。
  その仕事を離れたら
  何をするの?

  俺は、俺を続けるだけさ。
  さらに純粋に。
  もっと大胆に。
  今日の俺を広げ、掘り下げるだけさ。

  君は、準備したかい?
YAMAHA YB1(2スト) @岩手山麓

2013年10月28日(日)
昼過ぎから小雨断続。山野の秋を濃くする雫になった。最高気温は14度(盛岡)、やや薄ら寒い一日だった。



  誰かの失態の言訳の為に、
  誰かの損失の穴埋の為に、、
  誰かの立場の擁護の為に、
  目論みが外れた誰かの辻褄合せの為に、
  この私は、知らない何処かで、
  とんでもない悪人に仕立て上げられていたりする。

  よそよそしい人影を見るにつけ、
  まあ、そんなとこなのだろうと想像がつく。
Beta Evo 2ST (トライアル競技用) @滝沢村(チャグチャグトライアルパーク)

2012年10月27日(土)
北国のどん底11月を前に、穏かな青空は広がった。ただ、朝晩の気温は「らしく」なって、盛岡地方気象台は「初霜観測」の発表。



  身に覚えが無ければ、
  ビクビクすることはない。

  無縁な世界の事なら、
  ピリピリすることはない。

  背後に何も無ければ、
  オドオドすることもない。

  普通の市民なら、
  身構え続けたり、
  固唾をのんだり、
  密書を綴ったり、
  事実を歪めたり、
  そんな必要は微塵も無いはずだ。
MOTO[ GUZZI V7Classic @岩手山麓

2012年10月26日(金)
予想外に穏かな晴天だった。気温も岩手全体17度から20度におさまった。後になって思い返してみれば「あの日まで・・・」と言われる一日になりそうな気もした。



  お前は、もしや、こう思っていないか?

  「ほんとうに大切な人と
  絆を結べられれば、もう十分だ。
  後は、誰に嫌われても憎まれても痛痒は無い」
  
  それは大間違いだ。

  全体とうまくやらないと、
  大切な絆まで傷付けられることもある。

  ひとつの宝の為に
  百の面倒、千の厄介、万の馬鹿馬鹿しさに
  真顔で向き合え。
スポーツスター883R @岩手山麓

2012年10月25日(木)
朝方は大きな青空があった。西からうっすら雲が流れ込み、やがて雲は厚みを増して、垂れ込めた。街は小雨に濡れて冷えた。



  例えばだ。

  ひとり静かに魂を解放する時間について
  関心を持つ人々が集うとする。
  そこに活発な意見交換が始まり、
  部会が設置され、研究発表や交流会が開かれ、
  競って新説を展開し、賛同者を集め、
  ついには「孤独からの救済」などという横断幕を掲げ、
  街へ繰り出すことになる。

  その気忙しさに立ち止り、
  結局、ひとり静かな日々へかえる者もいる。
  (人はそのような循環の中で生きる)
HONDA Monkey @盛岡市

2012年10月24日(水)
朝方は青空を隠すような暗い雲も出て、小雨が吹き付けることもあった。午後は澄んだ晴天だったが、いささか冷えて来た。



  助けたり、助けられたり。
  導いたり、導かれたり。
  腹の底から笑い合ったり。
  腹蔵なく語り合ったり。
  そのような時間を共にして、
  初めて宴は開かれるものだ。

  宴の為に人と人の歳月があるのではない。
  形だけの輪を維持するために
  酒を酌み交わすのではない。
  一緒に飲まずにはいられないほどの
  物語はあったのか?
  
  酒の美味さは、それで決まる。
MOTO GUZZI 850GT @岩手山麓

2012年10月23日(火)
朝方は、やや強い風と小雨。暗く煙った大気。午後には雨も止み、夕刻、かすかに明るさが戻った。



  人も脱皮を繰り返す。
  前へ進む度に生まれ変わる。
  それが理解されるか、されないか。
  まあ、ちょっとした気遣いは必要だ。
  明日への道程を守るために、
  遠ざかる昨日に微笑と敬意を
  忘れてはならない。

 (あとは堂々とやるがいい)

モンテッサ・コタ4RT @滝沢村

2012年10月22日(月)
まずは秋晴れの部類。透明感は不完全だったが、大気には微かな温もりが持続した。最高気温18度3分(盛岡)。



  さり気なく
  今日の方角を決める。

  なに気なく
  明日の行方を明かす。

  色気もなく、
  未来の宝庫を断じる。

  (本物のリーダーは、まだか)

MOTO GUZZI Classic Vintage @奥入瀬渓流

2012年10月21日(日)
未明の雷鳴は凄まじかった。朝方まで陰鬱な雨雲に覆われた。昼前には、すっかり青空になって、吹き渡る爽快な風に山も乾いた。



  屈託の無い笑顔で、
  再会の挨拶。

  信頼し切った瞳で、
  仲間と競う。

  結果を拘りも無く、
  受け止める。

  (そんな舞台ばかりなら、いいね)
やはばトライアルランド2012秋大会 @矢巾町

2012年10月20日(土)
盛岡の最低気温は更に下がって4度(この秋一番の冷え込み)。四十四田ダムに白鳥飛来。秋晴れは、やがて雲に潰されていった。



  目立たぬ所に居る。
  ただし、いつでも飛び出せる。

  片隅に生きている。
  ただし、陽光の温もりを知る。

  声も上げずに佇む。
  ただし、鋼の牙を研いでいる。
MOTO GUZZI V7Classic @岩手山麓

2012年10月19日(金)
最低気温4度9分(盛岡)はこの秋一番の冷え込み。日中は、不穏な雲も現れ、通り雨。夕刻は爽やかに晴れた。



 
私の学習の作法は、
  繰り返すことに尽きる。

 「もう大丈夫」と思えたら、
  更に100回、200回と繰り返す。
  劣等生は、そうするしかないと思っている。
  骨の髄に滲み込むまで
  読み込んで、噛み砕いて、
  練習問題に挑む。

  気がふれたような反復の執念は、
  年齢とともに激しくなっていく。
  進歩するとか、しないとか、
  もはや、そういうことではなくて、
  狂気の果てに何が待っているのか、
  その一点を思い描いて、繰り返す。

  一度として同じ感触は無い。
  何と深い喜びだ。

HRC RTL260F @滝沢村(トライアルパーク)

2012年10月18日(木)
岩手全体、平年より6〜7度も暖かい朝。「昼過ぎから晴天」の予報は、思い切り外れ、暗い雲が主役。夕刻になって晴天。茜色の雲。



  遠い昔の絆は、
  懐かしく、心温まるものだが、
  今日を縛るものではない。

  絆の実態も無いまま、
  親分子分を続けたり、
  兄弟仁義を歌ったり、
  そういう心の関係を幻想する術を
  私は持たない。

  すべては、日々刻々変化する。
MOTO GUZZI 850GT @岩手山麓

2012年10月17日(水)
朝から雲が目立ったが、爽やかな青空と陽射しに恵まれた。最高気温21度4分(盛岡)は望外の温もり。予想された夕刻からの雨はパラパラ程度。



  離れていく者は、にこやかだ。
  あとずさる者は、もの静かだ。
  見限る者もまた、普段通りだ。

  失う時は、
  おそろしいほどに長閑(のどか)だ。
スポーツスター883R @岩手山麓

2012年10月16日(火)
朝方の空気は冷たかったが、棘は無かった。日中は穏やかな青空が広がり、最高気温も19度5分(盛岡)。緩やかな秋の深まり。



  30数年前の新人教育は、
  イジメに近かった。
  理不尽とも言える鍛え方だった。
  その教育係は歳の近い先輩だった。
  私は、反抗し、そっぽを向いた。
  すると諭された。
  「お前、すぐ顔に出す男だな。
  そういうのはドシロウトの顔だ。
  俺たちは客商売なんだ。
  一番嫌いな客が来たら、
  一番の笑顔で迎えるものだ」

  (そういう笑顔は、今も苦手だ)
MOTO GUZZI California Vintage @三陸沿岸北部 撮影日2012年10月15日

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