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イワテバイクライフ 2015年9月前半


2015年9月15日(火)
最低気温9度9分(盛岡)で大気キリリ。見事な秋晴れの朝だった。日中は、もうひとつ透明感が無かったが、まあ上等の部類。最高気温23度8分(盛岡)。



  不思議だなぁ。

  結果は決められているのに
  選抜の作業や議論の場は
  用意されている。

  (さすがに後ろめたいんだね)
@花巻市近郊

2015年9月14日(月)
秋の長雨の末の青空だから期待も大きかったが、午後には壮大な雲が出没し、大粒の雨が音を立てて降るしまつ。秋晴れとは程遠い一日。最高気温24度6分(盛岡)



  今日は何処まで?と訊かれてもなぁ。

  青空を追い
  雲を愛でて、
  鳥の軌道を読み、
  風の口笛を胸にしまう。

  (心が晴れたら、其処で引き返す)
@八戸市

2015年9月13日(日)
朝から無愛想な曇り空は、昼前には雨を降らせ、午後には所により風景を霞ませるほどのスコールとなった。予報通り夜を迎えて雨上り。最高気温22度9分(盛岡)。



  異様な静けさは、
  ともすると雄弁だ。

  隠し通すことへの執着が、
  事の核心を露にする様に。


  ※本文と画像は一切関係ありません。
@盛岡市

2015年9月12日(土)
内陸は朝から雲が多かったが、沿岸は秋晴れだった。夕刻になって盛岡の空も随分開けていたが、天気は明らかに下り坂。最高気温24度5分(盛岡)



  とてつもない話は、
  天地がひっくり返る時に決まるのかな。

  (あるいは)

  そんな決断の時に、
  とてつもないことが降って来るのかな。
@三陸沿岸

2015年9月11日(金)
東北の南にまで豪雨災害の爪痕。盛岡周辺の強い雨は未明に限られ、日中は小雨断続。最高気温24度(盛岡)。



  仕事に古いも新しいもない。
  黴臭いのは、
  苔の生えたその手の仕業さ。
  
  心を良く洗ってから
  始めようじゃないか。
@岩手山麓

2015年9月10日(木)
台風18号は温帯低気圧と化したが、北関東や南東北に記録的な豪雨災害をもたらした。岩手山麓は昼過ぎまで乾いていたが、夕刻には濡れ始めていた。最高気温27度1分(盛岡)。



  旅の途中の嘘を数えていると、
  茶屋の婆さんが呟いた。

  「疑う者が消えちまえば、
  どんな話も本当になるのさ。
  どんな足跡も綺麗なもんさ」
@岩手山麓

2015年9月9日(水)
台風18号は東海から北陸へ駆け抜けた。岩手の沿岸は朝から雨。内陸は夜を迎えてボチボチ。最高気温21度4分(盛岡)。



  乗せられるのは、決断ではない。
  踊らされるのは、行動ではない。

  怪しい風の中で、
  何もしないことに意味は宿り、
  動かないことに価値が生れる。

  (深く静かに構想せよ)
@岩手山麓

2015年9月8日(火)
台風や秋雨前線など緊張材料は揃った。ゆえに傘マークを幾重にも張り出す予報。蓋を開けてみれば、薄日がさし、所々に青空。最高気温23度(盛岡)。



  あってはならないことが起きるたび、
  一切は無かったこととして、
  当面の静けさに逃げ込む器は、
  いずれ
  抱え込んだ事実を置き去りにして、
  忽然と姿をくらますのか。

  そんな事態も、また、
  無為の風に包まれ、
  御宮入りという事か。


  ※当然ながら、本文と画像は無関係です。
@岩手山麓

2015年9月7日(月)
秋雨前線というより秋雨の鎖。陰気な雲の帯に縛られたままの日々。北へ向ったが雨に遮られ、南に引きかえしてみれば、案外乾いた空気。最高気温24度3分(盛岡)。



  誰が支持されているか
  ということ以上に、
  失われる求心力や
  崩れゆく結束力が
  透けて見えてしまうから、
  数字は味わい深い。
@姫神山麓

2015年9月6日(日)
何かを濡らすとか、洗うとかではなくて、ひたすら日曜日を台無しにするだけの小雨断続。正しい判断まで奪いそうな長雨。最高気温20度5分(盛岡)。



  やあ、久しぶり、元気かい?と
  人がたずねて来る。

  できれば、
  そういうのは、
  良く晴れた日ではなくて、
  真っ暗闇の時に
  お願いできませんか。
@岩手山麓

2015年9月5日(土)
朝方は行けるかと思った。が、用の無い雲がうろついて、せっかくの青空や陽射しが台無しだった。天気は下り坂へ。最高気温25度(盛岡)。



  言葉の通じない大地で、
  ひとかけらでも、
  空の行方について
  心を交わせられる者が現れたら、
  兄弟以上の友となるに違いない。
@岩手山麓

2015年9月4日(金)
内陸は曇りで沿岸は晴れで、そんな机上の予報はことごとく蹴散らされ、奔放な青空と雨雲が入り乱れ、一日に五度濡れて五度乾いた。最高気温26度3分(盛岡)。



  生涯この海と向き合う人々は、
  多くを語らない。

  二年や三年の立場を埋める為の言葉とは、
  そもそもの成り立ちが異なるから。

  (波ひとつを、どっしり迎え、じっと見送る)
@三陸沿岸

2015年9月3日(木)
朝は傘を持とうか迷う程の曇天。その後、徐々に白濁の青空が広がったが、薄雲はしぶとく居座り、夕刻には厚みを増した。最高気温28度3分(盛岡)。



  夏の余韻の歩道で、
  見覚えのある顏が声をかけて来た。

  「あの時は大変でしたね。
  もう、すっかり大丈夫なのですね」

  私は、一瞬、その言葉の意味が飲み込めず、
  曖昧な笑顔を返しておいた。

  (なるほど、そういうことか)

  一時のちょっとした冗談や大袈裟が、
  その後も大真面目に歩き回ることがあるが、
  どうやら、そんなものと鉢合せしたようだ。
@花巻市近郊

2015年9月2日(水)
朝のうちまでは小雨断続。昼前から真意を測りかねる陽射しや青空。再びの重苦しい曇天。諦めかけた頃、鮮明な斜光。最高気温28度1分(盛岡)。

 

  雨上りに立ち会うには、
  雨に濡れることから
  始めなくちゃ。
@岩手山麓

2015年9月1日(月)
九月だというのに、微塵の爽やかさも無く、唐突な青空や陽射しでベッタリとした大気。最高気温26度1分(盛岡)



  自分の値打ちを
  お手盛りできれば楽しかろう。

  そんな祭が
  たまにあっても面白かろう。
@青森県

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