TOP

イワテバイクライフ 2016年7月後半


2016年7月31日(日)
思ったより雲は少なかった。だが、晴天とは言い難い混濁の空で、充満する熱気は眩暈を誘うばかりだった。これといったスコールの冷却も無かった。最高気温32度5分(盛岡)。



  趣味や気分
  そんなゆるい輪のことはさておき、
  存在の根のところで
  結び合っている輪もあることだろう。

  触れてよいもの、ならぬもの。
  踏み込んでよいこと、ならぬこと。

  さり気ない間合いのうちに、
  見極めておこう。

 

@岩手山麓

2016年7月30日(土)
高熱に霞み、秩序を失う大気。所により大雨・洪水警報。土砂災害警戒情報。ひどい疲労感を残して日は暮れた。最高気温31度4分(盛岡)。



  淀んだ池にも、
  それ相応の魚が群れ泳ぐ。

  神様は、
  それぞれの場所に
  お似合いのものを用意する。
@盛岡市

2016年7月29日(金)
薄雲に覆われながら、朝から蒸し暑かった。北東北の梅雨明けの発表とともに、白濁の晴天が拡大。気温以上に不快指数が上昇した。最高気温32度3分(盛岡)。



  採点競技ではね、
  最高得点と最低得点は切り捨てられるのさ。

  「突出」という明確な意志が込められた評価は、
  扱いに困るのだろう。

  総意」とは、
  そのようなひと手間をかけて
  導き出される。
@北東北

2016年7月28日(木)
まあ、いちおう降雨には身構えていたが、曇はためらうばかりで、泣き出せないまま夜へ流れた。最高気温26度4分(盛岡)。



  息をしているだけで
  誰かに疎まれるのかい?

  微笑んでいるだけで
  誰かに睨まれるのかい?

  胸を張って歩くだけで
  誰かに狙われるのかい?

  では、そんなものだと心得、
  息を弾ませ、高笑いして、
  スキップしながら歌おうじゃないか。


  ※本文と画像は無関係
@三陸沿岸

2016年7月27日(水)
梅雨空と言うには、あまりに凡庸な曇天の一日。時折の霧雨は、樹木の潤いにもならなかった。敢えて言えば「雨季の終息前夜」。最高気温24度4分(盛岡)。



  なにがなんでも秀でる必要は無く、
  これみよがしに誇るものなど無用で、
  今日の汗を粛々と流し、
  思いのままなら、
  それでよし。


  口数少なく、片隅埋めて、
  笑っていられる心の楽園。
@岩手山麓

2016年7月26日(火)
朝晩は雲に覆われたが、日中は思いのほかに日が射し、大気は熱気を含んだ。最高気温29度5分(盛岡)。



  人と折り合い
  街と折り合い、
  時と折り合い、
  私の形になる。



  ※画像と本文は無関係
@盛岡市 

2016年7月25日(月)
空は、ゆっくり下り坂。基本的に雲に占拠されたが、所により夏空延命。最高気温29度8分(盛岡)。



  醜悪に染まらず、
  狂乱に飲まれず、
  道に遊び、
  空を抱き寄せる。
@岩手県

2016年7月24日(日)
曇天の岩手を離れ、日本海へ出て見れば、あっけらかんとした夏の青空。どころか、真夏の陽射し。逡巡する「梅雨明け宣言」を自然は笑い飛ばす。最高気温27度7分(盛岡)。



  説明?
  時が経てば
  その必要もなくなることが多い。

  ありのままの事実は、
  人が言葉を尽すより
  やがて遥かに明らかだ。
@北東北

2016年7月23日(土)
今日もすんなり夏空。大詰めの高校野球には、まあ、お似合いだった。夕刻から荒々しい雲が岩手山を覆ったが、夜には落ち着いた。最高気温度分(盛岡)。



  殊更に山を盛るのは、
  そこに埋め難い谷があるからだろう。

  そんな眺めを彼方に見て、
  這い上がることなく、
  転げ落ちることなく、
  平坦な日々は続く。
@北東北

2016年7月22日(金)
濃厚な青空。わき立つ白雲。刺し込んで来る陽射し。ゆらめく熱気。個人的には、まぎれもない「梅雨明け」。この先の空がどうであろうと。最高気温27度8分(盛岡)。



  こうしたい、と思って、
  こうなるわけじゃない。

  そうありたい、と願って、
  そうなるわけじゃない。

  これもありか、と受け止め、
  それもいいか、と思い直して
  今日の風となる。

  (自分を離れて手にする自由がある)
@北東北

2016年7月21日(木)
終日の曇り空。それでも、時々薄日が射し、青空の欠片が散見され、夕暮れの空を切り裂く一瞬の斜光もあった。最高気温25度6分(盛岡)。



  あなたを
  もう一度

  好きになろうとして、
  途方に暮れる。



  ※本文と画像は無関係
@盛岡市 

2016年7月20日(水)
多少の青空がのぞき、時折の陽射しがあっても、専門用語では「曇り」と言い、所により降雨と言い添える。そんな一日。最高気温27度4分(盛岡)。



  不思議だ。

  時々ね、
  夕闇の中に佇むと、

  今日のその場所が、
  遠い過去のあの日に思えてくる。

  見渡す限りが
  その後どうなったのか、

  言葉にしたら
  すべてが崩れてしまいそうな、
  永久の瞬間。
@盛岡市

2016年7月19日(火)
概ね曇天。所により雨を匂わせる黒い雲。それでも方角によっては晴れ間があり、眩しい陽射しもあった。熱気は控え目で、夕風は涼しかった。最高気温27度4分(盛岡)。



  沖へ出るのか、否か。
  山に向うのか、否か。

  心が決まるのは瞬時だ。
  それまでの時は、
  波の如く、とめどなく。
  雲の如く、はてしなく。

  (一切は、歳月を噛みしめてから)
@北東北

2016年7月18日(月)
盛岡は朝から清明な青空の気配。北へ走るほどに暗い雲が垂れ込め、不意を突く降雨。岩手に戻れば、文句なしの晴天になっていた。最高気温28度2分(盛岡)。



  北の海へ向うたび、
  誰かを連れている。

  北の岬に着くたび、
  誰かと別れて来る。

  「もう、ここでいいから、
  あなたは帰りなさい」と促がされ、
  寄せる波に向き合ったままの
  誰かの面影を
  今日も置き去りにする。
@北東北

2016年7月17日(日)
音を立てる降雨は無かったが、街は時折の霧雨に濡れた。静かで繊細な梅雨の一日。最高気温22度8分(盛岡)。



  まだ来ないから、未来。
  過ぎ去ったから、過去。

  とうとう今日に辿り着けない明日を
  何というの?

  遂に今日から離れられない昨日を
  何というの?

  (風に舞う心の行方は、どっち?)
@岩手山麓 

2016年7月16日(土)
降りそうで降らない一日。それどころか、うっすら青空、ぼんやり陽射し。夜を迎えて霧雨。最高気温24度6分(盛岡)。



  己の仕事に対する世の沈黙を
  承認と誤解する商は、
  束の間、好き勝手な花火となった後、
  明けることのない夜を迎える。
@岩手山麓

このページの先頭に戻る