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イワテバイクライフ 2017年2月後半


2017年2月28日(火)
最低気温が氷点下9度3分の放射冷却。で、呆れるほどの晴天。持てあますほどの青空と陽射し。万物の鮮明。最高気温5度(盛岡)。



  世界は
  何か大きな答えを出すために
  揺れ動いているのか?

  混沌の壺から
  転がり出る明日は、
  まだか?
@岩手山麓

2017年2月27日(月)
もはや冬の匂いは無く、天地を照らす春の光の凄まじさを思い知らされた。乾いた幹線道路の白さが記憶の中に流れ続けている。最高気温2度8分(盛岡)。



  この地上に
  魂を繋ぎとめる場所を
  探し求める旅は、
  果てし無い。
@北東北

2017年2月26日(日)
予想外に朝から良好な空だった。曇天の北上高地を抜ければ、太平洋は三月先取りの空気だった。最高気温4度2分(盛岡)



  現実は、
  ほら、そこにある。
  希望は
  ほら、波の果てだ。

  (そんなものかと拳を突き立てる)


  ※本文と画像は無関係
@三陸沿岸

2017年2月25日(土)
朝から良く晴れた。多少雲の広がる時間もあったが、まぎれも無い春の光に溢れていた。ただ、街の雪解けは緩慢だった。最高気温4度6分(盛岡)。



  道のその先の
  結末を確信しているのなら、
  今日一日を鮮烈に仕上げておこう。
  一歩一歩を深々刻み付けておこう。

  迎えたその日に
  颯爽と来た道を振り返りたければ、
  そうしておこう。
@岩手山麓

2017年2月24日(金)
たじろぐほどの青空が待っていた。受け止め切れない陽射しだった。何もかも上手くいくような空気だった。最高気温1度5分(盛岡)。数値では表わせない春。



  いつでも帰れる港を持てたら
  いいよね。

  そこまでの航海を振り返れば、
  果てし無い白波の海原だけど。
@北東北

2017年2月23日(木)
朝方の雪は、日中の雨へと移ろった。堆積した雪は濡れて、ことさらに重く、道を気難しくさせた。最高気温2度(盛岡)。



  なるようにしかならないことを
  あれこれ考えるより、
  どんな明日が
  飛び込んで来ようとも
  ふわり受け止め
  包み込んでしまえる器であれば、
  それでいい。
@岩手山麓

2017年2月22日(水)
最低気温は氷点下8度近かった。放射冷却の余韻で朝方は完璧な青空が広がった。だが、午後には凡庸な曇天となり、街の雪はそのままだった。最高気温1度8分(盛岡)。



  馬は財産である。
  扱いは慎重に、
  使用目的と状況は詳細に報告し、
  無駄に走らせてはならない。
  
  その通達に
  わずかでも背いた者は、
  裁かれ、引き回され、投獄された。

  やがて、
  蹄の音は絶える。
  馬に跨るどころか
  触れようとする者までいなくなる。
  
  誰もが
  無事を願って塀の内側に留まり、
  外界の事など忘れていく。

  
@岩手山麓

2017年2月21日(火)
昨日の雪は厚みを保ったまま、街にのしかかっている。日中はグシャグシャ。夕刻の冷え込みでガリガリ。最高気温0度4分(盛岡)。



  言葉は
  時に、人の意図を離れ、
  思いもよらぬ意味を持つ。

  呼吸だとか
  場面だとか、
  文脈だとか、
  空気だとか、
  そんなものが、
  ぴたりはまると、
  凄いことになる、こともある。

  あたり一面が
  黙り込んだり、
  吹き出したり、
  震え出したり。

 (計算して導き出せるものではない)
@盛岡市

2017年2月20日(月)
朝のカーテンを払えば、すっかり雪景色。ちりちりと、けれど確実に厚みを増す積雪。どうせ、一気の春でとけて消える白さだけれど。最高気温0度(盛岡)。



  闇の中で完結した物語は
  誰もが饒舌に論じたがる
  核心に迫ったかのように
  想像を膨らませ白熱する。

  (で、誰も責任を負わない)
@北東北

2017年2月19日(日)
前日ほどの青空は無かったが、それでも望外の陽射しはあった。かすかではあったが、山の気配も感じられた。最高気温0度6分(盛岡)。



  夕空に
  気の無い矢が放たれた。

  狙いも定かではない矢は、
  向かい風に煽られ、
  宙に立往生し、
  ふらふらと落下した。

  彼方に
  嘲りの声がわいた。

  (だが、それでよかったのだ)

  新しい矢の速度と角度、
  風との折り合い、
  射程距離。

  春の的中を目論む射手は、
  ふっと笑って、
  弓をしまった。
@岩手山麓

2017年2月18日(土)
前夜は眠りを破る風音。そのせいか、朝から澄んだ青空と陽射し。最高気温が0度9分(盛岡)に留まっても、上出来の一日。



  「ああ、やっぱりね」
  そう思うことは多い。

  でも、そんな瞬間に限って、
  背後に災いが
  舞い降りるような気がする。

  何かの結末に
  ただただ驚き、
  言葉を失い、
  立ち尽くしているくらいの方が、
  長生きできるのか。

  (意識することのリスク)
@岩手山麓

2017年2月17日(金)
四月並みの陽気は早春の勇み足。最高気温が11度(盛岡)であれば、日陰の氷もすっかり骨抜き。けれど、実感としては、小雨断続のしみったれた一日。



  雲が雲でなくなる時がある。
  波が波でなくなる事もある。
  そして、
  あなたが、
  あなたでなくなる日もある。

  繰り返される風景は、
  そんな物語を
  運んで来る。
@北東北

2017年2月16日(木)
朝方は、あちこちに青空があった。予想最高気温も景気が良かった。けれど、雲が広がり、いつもの陰気なモノトーン。最高気温8度1分(盛岡)。



  身じろぎもせず
  まばたきもせず
  じっと息をつめ、
  立派なものに向き合った後は、
  もう、いけません。
  鋼鉄の布団をかけられた様に、
  しばらく寝込むのです。
@北東北

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