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イワテバイクライフ 2017年7月前半


2017年7月15日(金)
北上市など内陸南部で猛暑日。大気はじっとしたまま、陽炎を揺らめかせる風も無かった、最高気温34度(盛岡)。



  屈託なく
  心底の笑顔で
  飲み明かせる日は来る。

  (そう信じている)

  まだまだ、
  四半世紀を必要とする道程だから、
  その日まで互いに精一杯
  意地を貫き通そうじゃないか。

  (うまい酒のために)
@北東北  

2017年7月14日(金)
ほぼ猛暑の一日。ただ空気は乾いていて、風は良質。なにより青空の透明度は好感。光と影の鋭利な共存。最高気温34度7分(盛岡)。



  振り向かずにはいられない。
  それ程の値打があるのなら、
  いっそ、其処へ引き返すがいい。
  遂には、居付いてしまうがいい。

  思わず、
  そうなってしまえばいい。
@北東北

2017年7月13日(木)
曇り空で始まったが、これが、どうして蒸し暑さの序章で、時折現われる素っ裸の太陽が、殊更に熱かった。最高気温31度3分(盛岡)。



  別れを惜しむことに、
  疲れ果てたのですね?

  心を傾けて
  意を尽くして
  結局、引き裂かれることに、
  もう涙も枯れ果てたのですね。

  じりじりと陽光に焼かれ、
  また一から築き上げる絆に、
  ため息をつきたくなった、
  そういうことなのですね。
@北東北
 

2017年7月12日(水)
未明の雨。その水滴も朝のうちに蒸発。午後には夏空が戻り、強い風。透明感のある夕暮れ。最高気温30度5分(盛岡)。



  佇める場所が
  あればいい。

  背負う眺めが
  あればいい。

  今日、
  そこに至った理由が、
  わかれば、
  それでいい。

  (天地は待っていてくれる)
@盛岡市

2017年7月11日(火)
そろそろあってもいい雨も、匂いすら無い。ますますの真夏の空。多少の雲など日傘にもならない。何より蒸し暑い。最高気温34度8分(盛岡)。



  立派な道具を揃える一団に限って、
  肝心な時に機能しない。

  その場に臨んで、
  一行の言葉さえ出ない。
  段取りに追い付けない。

  最前線には到底無縁な力が、
  最高峰の画像と音質とやらで
  くっきり、はっきり知れ渡る。

  (鮮烈な羞恥)
@北東北

2017年7月10日(月)
内陸は逃げ場の無い炎熱地帯と化した。海岸線に逃れてみても、風は太陽に支配されていた。最高気温35度1分(盛岡)。



  完璧な俯瞰に
  どこか納得できなければ、
  片隅に漂う香りなどを
  すくい上げてみようか。

  いずれ
  断片の数々は、
  ぴたりぴたりとはまって、
  眺めは完結するはずだから。
@三陸沿岸

2017年7月9日(日)
朝方までは、そこそこ爽やかだったが、日が高くなるほど炎熱の空気に包まれた。もはや梅雨は意識から飛んだ。最高気温33度9分(盛岡)。



  地上を覆う加害の手が
  罪の後に腐心することは、
  被害者を道化にし、
  問題を矮小化することなのか?
@岩手県北部

2017年7月8日(土)
真夏の空は、いよいよ本気で、雲を寄せ付けず、100パーセントの陽光を叩きつけて来た。最高気温33度5分(盛岡)。



  この瞬間が
  世界のすべてだと思えたら、
  どれほど安らかなことだろう。

  ひとつの波となって岩に砕け、
  沖の彼方へ遠ざかる。
  迷いなく、疑いもなく、大胆に。

  (真夏は無垢だ)
@三陸沿岸

2017年7月7日(金)
梅雨前線は南下し、東北は高気圧圏内。目もくらむ真夏の空。気温は上昇するばかり。実質的には猛暑の一日。最高気温31度9分(盛岡)。




  歳月の中で、
  形も心も移ろう。
  似て非なるものになる。

  その流れに
  身を置き続けるのなら、
  昨日の思いとは
  似て非なる自分を
  受け入れられるか否か。

  (魂に訊ねるがいい)
@岩手山麓

2017年7月6日(木)
九州の豪雨災害一色。東北・岩手は、申し訳ないような快晴。昼前後は炎熱感覚。夕刻は多少涼やかな風で救われた。最高気温29度1分(盛岡)。



  
  もしや、
  時の彼方のある日、
  私が眠る場所は、
  「日本人墓地」と
  呼ばれているのだろうか。


  ※本文と画像は無関係
@北東北

2017年7月5日(水)
西日本では記録的な大雨。岩手にも局所的な降雨があったが、回復は思いのほかに早かった。最高気温27度3分(盛岡)。




  今日の大雨に
  声を張り上げるのなら、
  明日の世界にも
  警鐘を乱打してくれ。

  渾身の力で繰り返してくれ。
  どちらも等しくやってくれ。
@岩手県北部

2017年7月4日(火)
まずは梅雨空。所により小雨。台風より梅雨前線による雨が心配。走行風は、まずまず涼やか。最高気温26度2分(盛岡)。



  頂に辿り着き
  下界を眺め渡し
  すっかり満たされ
  記念撮影の後は
  さっさと下山かい?

  それで済まされるのは、
  登山ぐらいのものだが。
@岩手山麓

2017年7月3日(月)
ようやく梅雨らしい一日。時折高まる雨音。忍び込む湿り気。熱気を吸い取る蒼い水滴。最高気温度分(盛岡)。



  事態の意味を
  呑み込めないと、
  同じことを繰り返す。

  明るく、力強く、堂々と
  昨日を繰り返す。

  取り返しのつかない風景が、
  ほら、途方に暮れている。



  ※画像と本文は無関係。
@北東北

2017年7月2日(日)
海を求めるほどに空は晴れ渡り、真夏の陽光に照らされた。そこそこ風があったおかげで、所により涼やか。最高気温27度8分(盛岡)。



  時が来れば
  心は決まる。

  場に至って、
  風は生れる。

  地が叫べば、
  天は振舞う。
@三陸沿岸

2017年7月1日(土)
朝方は小雨。昼前までは梅雨空だった。が、午後になって急速に回復。ギラギラの陽光。熱気充満。最高気温27度3分(盛岡)。体感的には、それ以上。




  書類の空欄を
  きちんと埋めれば
  とりあえず明日は来る。

  そのように
  何かの仕組みに同化することで、
  保証される日々のことを、
  人生というのか?
@盛岡市

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