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イワテバイクライフ 2017年7月後半


2017年7月31日(月)
レーダーは午後の雨雲を告げていた。それでも午前中の青空に誘き出され、結局、ずぶ濡れになるケースの典型だった。最高気温31度2分(盛岡)。



  勘違い野郎?

  さてさて、
  今では御立派なあなた様も、
  そこから
  始められたことでしょうに。

  現実と理想の溝を埋めるには、
  心の飛び石も必要なようです。

    
@岩手山麓

2017年7月30日(日)
明るい朝に喜び、やがて暗い雲に観念し、そんなこんなの繰り返し。結局、雨は降らなかったが、気分は湿って萎えた。最高気温28度9分(盛岡)。



  特段の仕掛はなく、
  見せる汗を流さず、
  生れ付きの才覚で、
  楽に自然に展開し、
  過不足なく仕上げ、
  人に喜ばれるなら、
  それでよしとする。

  (平々凡々を均質に貫けたら上出来)
@北東北

2017年7月29日(土)
雨の予報を信じていた身には拍子抜け。夕刻には晴れ間が現われ、斜光は鮮烈で、北の空は朱に染まった。最高気温25度7分(盛岡)。



  大きなものの
  崩れ落ちる速さと規模は、
  想像以上だ。

  とりわけ、
  結末を受け入れられない器の消滅は、
  一瞬の出来事だ。

  (愚かしさの質量)
@岩手山麓  

2017年7月28日(金)
終日の梅雨空。たっぷりの間合いをとりながら小雨断続。夜になって強まる雨音。どこかひんやりな一日。最高気温22度7分(盛岡)。



  (え?何?)

  淡々と語る?
  冷ますべき熱い話があればね。
  
  粛々と運ぶ?
  片付けるほどの事があればね。

  深々と嵌る?
  沈んでいける精神があればね。
  
  (いいんじゃないかな)
@岩手山麓  

2017年7月27日(木)
涼やかに澄み切った青空は、間もなく薄雲に覆われていった。どうやら再びの梅雨空。最高気温28度4分(盛岡)。



  批判抗議を
  不平不満と
  言い換える。

  なるほど
  いよいよ
  そんな時代なんだね。
@岩手山麓

2017年7月26日(水)
朝方は北東北らしい冷涼な大気。迎えた青空は澄み切って、あたかも梅雨明けのよう。日中は暑くても、夕風は再びの爽やかさ。最高気温30度2分(盛岡)。



  言い張るほどに
  人の声は裏返る。

  無いものを有ると言い、
  有るものを無いと言い、
  体も悲鳴を上げるのだ。
@岩手山麓

2017年7月25日(火)
思いのほかに雲って朝を迎えた。おまけに水滴を感じることさえあった。ただ、想像もしなかった冷涼な風は、収穫だった。最高気温26度8分(盛岡)。



  「友」という至高の絆は、
  天地がどうあれ、
  すべてに優先される・・・。

  (それを、まさか)

  真顔で実行する者は、いるのだ。
  確かに存在するのだ。
@北東北

2017年7月24日(月)
大雨の余韻を絶つ朝の青空だったが、雲の残留は予想以上で、山間部など所により弱い雨。暑さもやわらいだ。最高気温26度9分(盛岡)。



  たいしたことじゃないんだ。

  いい気な喉に刺さる
  小骨みたいなものさ。


  (イメージするところはね)
@岩手山麓

2017年7月23日(日)
昨日からの雨は断続的に激しく岩手を叩き、川は危険水域寸前。盛岡市など避難勧告も出た。夕刻には雨雲も去った。最高気温23度4分(盛岡)。



  大切なものを
  隠し、守り通すのなら、
  閉じ籠ってはいけない。

  外界のあれこれに紛れ、
  快活に泳ぎ回り、
  胸の内の一切を
  忘却することだ。

  (演じることさえ忘れるがいい)
@盛岡市

2017年7月22日(土)
朝から濃厚な梅雨空。そこそこ強い雨が断続。雷鳴も少々。県北では記録的な雨量。高校野球の決勝は明日に順延。最高気温25度3分(盛岡)。



  雷鳴を聞きながら
  今日の雨に濡れる。

  それだけのことが、
  遥か彼方のある日、
  みずみずしい記憶となって、
  新たな物語へ誘うこともあるだろう。
@岩手山麓

2017年7月21日(金)
もはや大気の色が違った、ぐつぐつ煮えたぎる街は、風さえ黄金色だった。北東北の夏の記憶は、悉く熔解した。最高気温32度8分(盛岡)。




  何かに飛び込み、
  何かに染まり切れず、
  結局、抜け出し、白紙に戻る。

  わかっていたら、
  踏まずに済んだものを。

  (人の道は、繰り返す)
@岩手県北部

2017年7月20日(木)
雲はゆっくり流れ去り、結局、真夏の空が広がった。それでも夕風は幾分乾いて軽く、かろうじてしのげた。最高気温29度9分(盛岡)。




  投了の瞬間こそ、
  全人格の見せ場だ。

  機を逃すほどに、
  醜い時が流れ出す。

  (そこから先は教養の問題だ)
@岩手山麓

2017年7月19日(水)
雲は払われ、朝から青空が広がった。熱気がこもり、空全体が白く霞んだ。夕刻の風に多少救われたけれど。最高気温30度(盛岡)。




  でかいスポットライトが
  欲しければ、
  舞台という舞台を
  独占している何かと、
  契約を結ぶことになるのか?

  (難儀なことだ)
@岩手山麓

2017年7月18日(火)
朝方うっすら青空。その後は濃厚な梅雨空。時折、強い雨音。空気の感触は微妙で、真綿の蒸し暑さ。最高気温28度9分(盛岡)。



  捻じ曲げられた道。
  抹殺された樹木達。
  肥え太る黄金の木。
  豹変した設計図面。
  灰と化した覚書き。

  地上には、
  説明を求められたら
  一日ともたぬ風景が,
  身を寄せ合っている。

  (せつないね)



  ※本文と画像は無関係
@岩手山麓

2017年7月17日(月)
望外の晴天に誘われ、走ってみた。山岳部では高度を上げるほどに冷涼な風。一方、沿岸の種市では大雨被害。最高気温29度6分(盛岡)。



  正直、
  風景は見飽きた気もするけれど、
  大気の気持ちを辿る時間は、
  止めようがないのだ。
@北東北

2017年7月16日(日)
早朝、強い雨音で目が覚めた。その後も本気の降雨が断続。夕刻までには緊張も和らいだ。何より涼しかった。最高気温25度1分(盛岡)。



  梅雨の気分を
  筆に含ませ、
  さあシャッターを切る時、
  抗えない人影の闖入に
  予定された風景なんぞ、
  破り捨てる自分を
  上機嫌で罵倒するなんて。

  いいね、この街、
  まだまだイケルね。
@盛岡市

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