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イワテバイクライフ 2017年9月前半


2017年9月15日(金)
午前中は意外にも雲が多かった。が、午後は、まずまず穏やかな青空で、大気は軽やかだった。最高気温22度8分(盛岡)。



  うやむやな風が
  海鳥を失速させ
  あやふやな光が
  明日をくもらせ、
  あいまいなまま
  幕は下りていく。
@北東北

2017年9月14日(木)
まずは晴天。乾いた大気と涼やかな風。そこそこ雲も多く、鋭利な光と影をもたらした。最高気温24度(盛岡)。




  過去完了を
  現在進行形で語る。

  (形式主義の時制)
@岩手山麓

2017年9月13日(水)
朝方は雲も目立ったが、青空は拡大し、陽射しは鮮明で、いい感じの夕暮れ。岩手山麓は所により通り雨。最高気温26度4分(盛岡)。




  時代の流れ?

  単に激しく劣化しただけの事を
  そんな風に説明されてもなぁ。

  (じゃ、俺は俺で行くよ)
@盛岡市

2017年9月12日(火)
前線の通過は、岩手を横一閃に切り払った。ビタビタと地を打つ雨だった。が、夕刻には雨上がりの青空。澄んだ斜光。最高気温24度3分(盛岡)。



  監視する者は
  観察されている。

  欲しがるものを
  見せて聞かせて
  その一喜一憂を
  眺める影がある。

  もしかすると、
  一級の娯楽とされている。
@盛岡市

2017年9月11日(月)
朝から陰気な空。身じろぎもしない曇天。日中はかすかな陽射しも感じたが、夕刻には雨の匂いさえ漂った。最高気温23度5分(盛岡)。



  結局引っ込めるものなど、
  はじめから突き出さない。

  最後は慈悲にすがるなら、
  はじめから吠え狂わない。

  (初歩の分別)
@北東北

2017年9月10日(日)
午前中は雷鳴を伴って若干の降雨。午後にはすっかり青空が戻って穏やか。だが、明日には天気も崩れていきそう。最高気温26度1分(盛岡)。



  大きな骨格は
  無駄な負荷も
  計算に入れて
  組立てられる。

  度はずれた求めに
  笑顔で応えるゆとりさえ
  用意されているというのか?
@北東北

2017年9月9日(土)
岩手全体よく晴れた。盛岡は小規模な積乱雲が乱立。真夏日に接近したが、乾いた風は初秋だった。最高気温28度5分(盛岡)。




  正気を貫く。

  そんな当たり前のことが、
  命懸けになったのか?

  ほら、
  黙り込み
  立ち尽くし
  凍り付く影ばかりだ。
@北東北

2017年9月8日(金)
まあ、晴れていた。風もあった。けれど、空気は湿って重く、秋の感触とは異質だった。最高気温26度9分(盛岡)。



  調子に乗るのは
  若気の至り。

  それをあやつる
  大人の狡さ。

  (この構図が崩れて久しい)
@岩手山麓

2017年9月7日(木)
薄雲に霧がまじり合って曖昧な風景。このままで済むはずはないという直観の通り、夕刻の小雨。最高気温23度9分(盛岡)。



  雨に濡れて
  山の傾斜に
  たわむれる。

  こんな自由と静寂を覚えた者に
  街へ戻れと強要するのは、
  禍の堰を切るようなものだ。
@岩手山麓

2017年9月6日(水)
朝から予報は曇りだ雨だとガッカリさせておいて、夕方前には涼やかな青空と澄んだ斜光。どうなっているんだ?最高気温25度6分(盛岡)。



  美談は
  けして
  細部を
  語らない。
@岩手山麓

2017年9月5日(火)
迷いの無い青空。光線の透明度。雲の配置。影の深さ。風の爽快。待ち焦がれていた一日。最高気温27度3分(盛岡)。



  同じ道に
  同じ眺めは無い。

  見渡す心は、
  一日で別人になる。

  辿り着く場所さえ知らず
  私を繰り返す。
@北東北

2017年9月4日(月)
すっかり快晴と信じ込んでいたが、所により多量の雲。吹き付ける水滴。濡れて飛沫を上げる道。まあ、昼前には予報通りの空に落ち着いた。最高気温26度(盛岡)。



  不覚にも
  粗末なものを
  差し出してしまった時こそ
  注視すべきかもしれない。
  どのように受け止められたのか、を。

  拍手喝采する者や、
  もっともらしく論評する者の名を
  書き留めておくがいい。
@北東北

2017年9月3日(日)
午前中は、やや雲も残っていたが、午後には急速に秋晴れが整った。クールな光線が北東北らしかった。最高気温25度1分(盛岡)。



  予感するもの。

  それは
  やって来るものではなくて、
  なって行くものではないか。
@北東北

2017年9月2日(土)
台風15号に身構え、曇天を見上げていたが、風や雨も無く、夕刻には雲が途切れ、鋭利な斜光を浴びた。最高気温20度4分(盛岡)。



  光は
  すっかり諦めたところに
  やって来る。

  撤収した舞台道具を
  金色に染め、
  嗚呼、待てなかったんだね、と嘆息し
  遠ざかる。
@岩手山麓

2017年9月1日(金)
九月になるや季節のモードは切り替わった。青空も陽射しも澄んでいた。何より爽快な風に癒された。最高気温25度3分(盛岡)。



  目標への最短路を
  無理に無理を重ね
  道理まで破壊して
  切り開いてしまうと
  後から来る者には、
  ひどく険しい道になることがある。

  (障壁に等しかったりする)

@岩手山麓

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