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イワテバイクライフ 2017年11月前半


2017年11月15日(水)
午前中は、そこそこ陽射しもあり、山の眺めもやわらかかった。昼頃から急速に暗くなり、小雨断続。最高気温11度1分(盛岡)。



  さすがに
  少しやり過ぎだろうと思うことが、
  すんなり
  ごく自然にまかり通ることもある。

  (正義にも旬があるようだ)
@北東北

2017年11月14日(火)
猶予の余地もない曇天で始まり、昼前には予報より早く雨が降り出した。その雨も、しだいに弱まった。最高気温10度6分(盛岡)。




  構えることは何もない。
  ありのままに生きようと
  この地に来たのだから。

  争いとは無縁の日々だ。
  怒号は森に吸い取られ、 
  この地に生き埋めとなる。

  損得の話に耳を貸さない。
  気がふれた如くの愚直を
  この地が説いているから。

  この大地が
  ひっそりとした魂を育む。
@岩手山麓

2017年11月13日(月)
朝から晴れた。温和な青空だった。厚着で少し動き回ると汗ばんだ。午後は薄雲が目立ち始めた。最高気温12度4分(盛岡)。



  あ~面白かった。
  もう充分だ.。

  そんな気分になると
  不思議に道は更に伸びていく。

  (困ったものだ)
@北東北

2017年11月12日(日)
はじめは薄ぼんやりだったが、やがて陽が射し、青空が広がり、まずまず温厚な一日になった。最高気温10度(盛岡)夜を迎えて冷え込んだ




  直観は、夜を待て。
  方策は、朝を待て。

  傍観者は息を詰め
  決着の時刻を待て。
@北東北 

2017年11月11日(土)
朝方は、そこそこ晴れていたが、やがて大気は混濁。にわか雨、黒雲の拡大、息の長い雷鳴。最高気温11度9分(盛岡)。




  わたくしは
  てんで役に立たない者です。
  何の道具にもなりません。

  今日も、
  わたくしを値踏みし、舌打ちし、
  離れていく影たちを
  清々しく見送るのです。

  (実に食えない者です)
@岩手山麓

2017年11月10日(金)
朝方は曇天模様のフェイント。が、その後の回復は瞬く間で、人を空の下に誘う光だった。最高気温13度3分(盛岡)。



  確かに
  沈んでいくものがある。

  けれど、
  それが太陽には思えなくて。
@北東北

2017年11月9日(木)
雨雲は夜明け前には岩手を駆け抜けた。あとには荒々しい雲と冷えた青空。風が強かったが、さほどの冷え込みにはならず、最高気温13度4分(盛岡)。



  山は、
  自分で装いを変えていく。
  時に緩慢に、精緻に、劇的に。
  大地の本能だ。

  見上げて暮らす人間まで
  野性にかえる。
@岩手山麓

2017年11月8日(水)
朝の予報より持ちこたえた。青空も陽射しも持続した。夕方から曇って、遠雷を聞いた。最高気温20度7分(盛岡)。



  人が、はしゃぐ。
  うれしい明日が
  ひとつ約束されたのだろう。
  たとえ、束の間の幻でも、
  (いいじゃないか)
  今日一日、無傷で越えていける。
@岩手県北部

2017年11月7日(火)
雲は早々と払われ、上々の青空が広がった。沿岸部は22度に届いた所もあり、まさに春を錯覚する一日だった。最高気温18度1分(盛岡)。



  誰かの幸せは
  誰かの不機嫌?

  (熟知の果てに)

  中心の顔色をうかがいながら、
  拍手したり沈黙したりする。
  そんな群の気分を推し量り、
  今日も凡庸な風となる。
@北東北

2017年11月6日(月)
どうも、このところ、朝がダメなのだ。まあ、曇天はゆっくり途切れて、青空と雲の群れが絡み合ってみせた。大気は温厚で最高気温17度1分(盛岡)。



  痩せ細った経験値で
  世界に向き合っていると
  次々現れるものが、
  「ありえないもの」にしか
  見えなくなるのか?

  「つくり話だ」「インチキだ」と
  断じ、斬り捨て、
  安心しようとする人間に
  なっちまうのか。
@岩手県北部

2017年11月5日(日)
はじめは不愛想な曇天だったが、昼頃から所々青空が現われ、夕方には広々晴れた。寒さなんて、まだまだ。最高気温11度5分(盛岡)。



  誰が何を言い出すか、
  そんなことより、
  誰が何に黙り込むか、
  つぶさに眺める。
@岩手県北部

2017年11月4日(土)
朝は前夜の雨に濡れていたけれど、やがて、空は光を含み始め、期待させながら、曇り空のままだった。最高気温13度5分(盛岡)。



  えりまきと
  とりまきは
  分厚い方が
  嬉しいかい?

  そんな事を
  呟くなんて
  ひだりまき?
@岩手県北部 

2017年11月3日(金)
想像以上の好転だった。光や影はけして鋭利ではなく、大気はまろやかで、温厚に日は暮れていった。最高気温20度4分(盛岡)。



  宝の山に入ることが
  許されるのは、
  捨てることを知っている者だけだ。
@岩手県北部

2017年11月2日(木)
朝の予報は見事なまでに終日の曇天だった。もはや、それを覆す現実の空こそが注目の的。結果、上出来の一日。最高気温17度2分(盛岡)。



  厳格に水平を保つ眼差しは、
  遥かな異国に存在するのか?

  地縁や血縁、
  あるいは群という鏡に映る私は、
  どこまでも傾いたままなのか?
@岩手県北部

2017年11月1日(水)
朝の予報を遥かにこえて明るい一日だった。雲間からの青空や光線の味わい。風もなく気分もほぐれた。最高気温15度6分(盛岡)。



  土壇場の横槍はね、
  いかにも空が開けそうな時に
  脇腹を貫いて来るものだよ。
岩手山麓

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