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イワテバイクライフ2018年2月前半


2018年2月15日(木)
昨日の雪で積雪は40cm以上(盛岡)。追い打ちをかける雪雲が無かったので救われた。望外の青空まであったし。最高気温3度4分(盛岡)。



  時々のことだが、
  書き留めておきたくなる夢を見る。
  けれど、すぐ忘れてしまうし、
  記憶を追いかけようともしない。
  それで、無駄な努力をせずに済んでいる。


  (夢の中でこその物語)

2018年2月14日(水)
朝方は晴れて岩手山も陽射しを浴びていた。やがて曇って、昼前から雪が舞い始め、夕方には本格的な降雪。最高気温プラス0度3分(盛岡)。



  プラス100に
  0を掛け合わせるくらいなら、
  プラス1に
  マイナス100を足す方が、
  よほど、ましな気がする。

  (回復の道程が見える)
@盛岡市

2018年2月13日(火)
午前中から上々の青空。陽射しも明確。夕刻まで雪も見ず、道路もすっかり乾いた。最高気温マイナス2度7分(盛岡)。



  おしまいにする、ということは、
  明日や明後日のことじゃない。
  続けた日々に等しいほどの
  歳月の果てのことかもしれない。
@盛岡市

2018年2月12日(月)
ほんの気持ち雪を積み増して、朝。小雪断続。お昼ごろから時折の薄日と脆弱な青空。結局凍結の一日。最高気温マイナス3度3分(盛岡)。



  尽きることのない厳冬に
  心は遭難寸前だって?

  君の目的地は、
  そんなものなのかい。
@岩手山麓

2018年2月11日(日)
微塵の明るさも無い岩手から北へ向かう。碇ヶ関で激しい降雪。五所川原で地吹雪。鯵ヶ沢で大波。帰路は安比で大雪。最高気温4度7分(盛岡)。



  津軽の
  酒は辛口だ。
  人は濃厚だ。
  で、冬は容赦ない。
@青森県鯵ヶ沢

2018年2月10日(土)
雲は多かったが、午前中は、断片的ながら明るい空が現われた。少し寒さも緩み、街の雪もゆるみ、とけた。最高気温3度8分(盛岡)。



  いろいろあるとは思います。

  思いますが、
  でも、まあ、
  公正に事が進んでいれば、
  もう、それだけで、
  上等というか
  奇跡というか
  安らかに眠れます。
  美しい記憶を残せます。
@盛岡市

2018年2月9日(金)
どんより朝を迎えた。けれど新たな降雪は軽微だった。日中は、そこそこ青空もあった。最高気温0度2分(盛岡)。



  何に「なる」か、
  ではない。

  何を「する」か、
  なんだよ。
@盛岡市

2018年2月8日(木)
朝方は、きりっと冷えて快晴。間もなく薄雲に覆われたが、昼前後は陽射しを取り戻し、所々の青空。最高気温0度5分(盛岡)。



  曖昧に
  とかし
  ぼかし
  結局、無垢な雪原に戻すためには、
  たっぷりの歳月が用意されるのか。
@岩手山麓

2018年2月7日(水)
快晴の空のもと「終日曇天」の予報を出せる勇気は凄い。心地良い陽射しを浴び、未明に積もった雪もとけている。最高気温2度4分(盛岡)。



  いつもの顔触れ
  いつもの調子で
  いつもの舞台を
  気持ちよさそに
  まわしているよ。

  それ、手を叩け
  ほら、持上げろ
  そんなこんなで
  日は暮れていく。
@岩手山麓

2018年2月6日(火)
朝方はどんより。いっとき雪が降り、5cm程度積み増した。午後には所々の晴れ間。対する三陸沿岸は三月の陽光。最高気温1度4分(盛岡)。



  世界が
  顔を赤らめ、
  俯いてしまうことでも、
  胸を張り、
  迷い無く、
  笑顔で謳い上げる人物が
  一人ぐらいいないと、
  何も始らないんだろうな。

  (とにもかくにもね)



  ※画像と本文は無関係
@三陸沿岸

2018年2月5日(月)
未明から朝方にかけて10cm近い積雪。昼前には所々青空がのぞき、やや控えめな陽射しが雪を少しとかした。最高気温1度2分(盛岡)。



  今日、あなたが切り捨てたあなたは、
  遠い明日のあなたを救う者かもしれない。
@岩手山麓

2018年2月4日(日)
雪の白さを纏った街は、純度の高い青空を仰ぎ、早春の予感を含む陽射しに蘇生した。最高気温4度2分(盛岡)。



  語り出すのなら、
  最初の言葉、
  最初の肉声に
  全身全霊を傾けることだ。

  それで、
  今日の自分と世界の間合いが
  決まるから。
@岩手山麓

2018年2月3日(土)
朝から曇っていた。崩れは無かろうと思っていたところに、午後、いっときのボタン雪ザンザン。夕刻には平静。最高気温3度6分(盛岡)。



  描くべきものが何も無ければ、
  その場を少し離れて、
  振り向いてごらんよ。
  孤独のひとつやふたつ転がっているから。
@盛岡市

2018年2月2日(金)
最低気温がマイナス11度2分。その余韻を含んだ晴天は鋭利だった。最高気温3度2分(盛岡)の温もりなど、印象は薄かった。



  闘う理由も無い獣の足跡を
  誰が辿り、突き止めるんだ?

  ついに逃げ切った影の今を
  誰が暴き、知らしめるんだ?

  (振り返る者など、いない)
 @岩手山麓

2018年2月1日(木)
朝方は、もやもや曇っていたが、お昼から力強い晴天。ゆっくり透明度を増し、素晴らしい夕闇だった。最高気温1度(盛岡)。



  病で無いものは
  治りようが無い。

  それも不治の病のひとつか。

@岩手山麓

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