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イワテバイクライフ2018年6月前半


2018年6月15日(金)
曇天継続。なにせ梅雨なのだから。降水確率が10%で、かすかな青空や薄日があれば、しめたものだ。ただ、走行風はヒンヤリだった。最高気温18度4分(盛岡)。



  周囲を巻き込まない。
  他人を玩具にしない。
  実態以上に謳わない。
  はしゃいでいないと
  救われない心を離れ、
  少し静かにしようか。

@岩手山麓

2018年6月14日(木)
梅雨の晴れ間などという範疇を飛び出して、爽快な青空が出現した。時折、雲に隠される時間帯はあったけれど、風は澄み切っていた。最高気温19度(盛岡)。



  まったく
  興味も関心も無い群から
  仲間に入れてやらないと
  告げられることの
  恥ずかしさときたら、
  たまりません。
@北東北

2018年6月13日(水)
朝の予報は終日の曇天だったが、実際の空は、嘲笑うように青空を広げてみせた。ほどほどの雲も見栄え良く、清々しかった。最高気温19度(盛岡)。



  この世に喜劇は数あれど、
  絶対に笑ってはならない喜劇は、
  そうあるものではない。
@岩手県

2018年6月12日(火)
早朝は、そこそこの雨音。日中は、傘を開くほどではないが、断続的にパラパラ来ていた。何より冷えた。最高気温15度8分(盛岡)。



  あんなことが
  そんな調子で
  こんな展開に
  なるのかい?

  (そんなものだったのかい?)
@北東北

2018年6月11日(月)
岩手を含む東北北部も梅雨入り(平年より3日、去年より20日早い)。昼過ぎから小雨断続。湿った風が傘を揺さぶった。最高気温17度5分(盛岡)。



  とりあえず今日は、
  こんなものかな、と、
  いつもの場所の
  ピンぼけ写真を
  日向に晒す。

  そんな繰り返しで、
  宝の在処を忘れていくのか。
@三陸沿岸

2018年6月10日(日)
どこまでもどんより。刻々雲は厚みを増して、なのに、雨らしい雨は降らなかった。沿岸は濡れたらしい。とにかく4月並みのヒンヤリだった。最高気温17度3分(盛岡)。



  たった一行の正義を
  口にするたび
  命は削られていくのか?

  (風が血しぶきに染まる)
@岩手県

2018年6月9日(土)
てっきり使えない一日かと捨てていたが、そこそこ晴れて、夕暮れの光は鮮やかだった。沿岸部では強い雨が降ったようだが。最高気温24度5分(盛岡)。



  似合わぬサングラスで
  すごんで来た者が
  素顔を晒し、
  愛想を振りまき始めたら、
  あちらこちらで
  目配せが始まるのか。
@岩手山麓

2018年6月8日(金)
午後には天候悪化を覚悟して旅を縮小した。ところが雨どころか青空は現れ、雷どころか爽やかな陽射しに照らされた。最高気温27度5分(盛岡)。



  想定外の展開は日常茶飯事。
  そのたびの、てんやわんや。

  でもさ。
  想定できない事情たちを想定して
  用意されるマニュアルもあるのかな?

  (用意周到、懇切丁寧にね)
@北東北 

2018年6月7日(木)
不透明な霞み。陽射しはあっても、眺めは開けて来ない。すっかり日も傾いた頃、すっきりした斜光と空の蒼さ。最高気温31度3分(盛岡)。



  人物というイメージは
  さまざまな思惑の投影。
  甚だしい実態との乖離。

  しかし、まあ、
  そんな幻も
  使い道があるのなら、
  泳がせておくのも
  面白い。
@岩手山麓

2018年6月6日(水)
朝の天気予報は威勢が良かった。それだけに落胆もひどかった。空は白く濁り、不快な熱気だけ健在で。最高気温27度1分(盛岡)。



  難儀で
  面倒で
  たいそうなことには、
  びっしり肩書を
  刷り込んだ名刺が
  駆け寄って来る?

  (適材適所を名乗って)
@岩手山麓

2018年6月5日(火)
どこか曖昧な青空だった。案の定、白い被膜に覆われ、陽射しは鈍くなり、昼過ぎには、ほぼ薄曇り。夕刻前には完全な曇天。最高気温27度5分(盛岡)。



  美しいものを見るより
  酷いものを見ない為なら
  人は支出を惜しまないのか。

  (試される日は近い)


  ※本文と画像は無関係
@三陸沿岸

2018年6月4日(月)
晴れたなんてものじゃない。朝からジリジリ焼かれていった。湿度が低かったことだけは救い。最高気温30度5分(盛岡)。



  出会いは
  よそ行きの笑顔。

  やがて来る
  にっちもさっちもいかない日々の中で
  露わになる本性とやらの
  それが始り。

  (落差は味わい深い)
@北東北

2018年6月3日(日)
問答無用の夏だった。容赦のない陽射しだった。けれど、時折吹き渡る海風は涼やかで体の芯を軽くした。最高気温29度8分(盛岡)。



  ほんとうに大切なものは、
  記憶の中にしまって、
  誰にも見せはしないのに、
  空のように刻々変わる心は、
  それが、何故、
  自分だけのものなのか、
  説明できず、
  ただ、ぼんやり
  道端に立往生している。

  ヒントにもならないカモメが
  思案してみせる。
@北東北

2018年6月2日(土)
朝から文句なしだ。梅雨入り前の北東北の奇跡の一日だ。更に持続する晴天を告げて、見事な夕焼けだった。最高気温25度4分(盛岡)。



  机の上にあるものを
  いくつ投げたとか
  叩き割ったとか、
  あるいは、
  ひっくり返したとか、
  そんなことを武勇伝にする群ほど
  与しやすいものはない。

2018年6月1日(金)
はじめは曇天の見本のような眺めだったが、昼を過ぎ、しばらくすると晴れ間が現われ、夕刻には金色の斜光。最高気温21度(盛岡)。



  芸術の扉を開けたら、
  そこは体育会の宴会で
  「新入りは
  水割りを作ることから
  覚えるように」と
  古参兵から
  アイスピックを渡される。

  (そんな夢を見た)
@岩手山麓

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