２０１８年６月３０日（土）
初秋を思わせる青空で始まった。やがて気温の上昇とともに大気は不安定。波乱含みの雲の出現。県南部で大雨。最高気温３１度１分（盛岡）。

	想像することさえ　　憚られる未来を忘れて、　　誰もが掌（たなごころ）のゲームに　　束の間、熱中しているのか。　　すっかり逃げ場を失うその日まで、　　虚ろな戦略に酔い、　　先手争いに没頭するのか？　　（戦場のモルヒネのように）
＠三陸沿岸

２０１８年６月２９日（金）
まさか、そんなことになるとは思わなかった。入道雲が立ち昇り、眩暈を誘う熱気。釜石は猛暑日。それにしても、関東甲信が梅雨明け？？？最高気温３１度６分（盛岡）。

	事実の断片を　　整然と並べてみせても、　　その意味が伝わるとは　　限らない。　　伝わらないように　　発生する事実というものが　　あるのか？
＠盛岡市

２０１８年６月２８日（木）
朝方は所々に青空、薄っすら陽射し。午後には、すっかり曇って、夕刻以降の小雨。最高気温２７度３分（盛岡）。

	絶対に譲れない道など、　　たくさんあるわけじゃない。　　がっちり掴んだら、　　あとは、まあ、　　浮世の波とやらに　　揺られるだけ。
＠岩手山麓

２０１８年６月２７日（水）
朝から小雨。まあ梅雨だから、当り前の一日。ただ、警戒を促されるほどの雨は見なかった。ほどよいお湿り。ただ風は少し強かった。最高気温２５度２分（盛岡）。

	臆病者の群は　　聞き耳を立て　　覗き穴を開け　　さぐりまわり　　あれやこれや　　知った気分だ。　　そんな習性が　　逆手にとられ　　弄ばれるのか。
＠岩手山麓

２０１８年６月２６日（火）
曇天といったら曇天、みたいな融通のきかない頑迷な曇天で、ところによっては水滴の気配さえ漂った。かすかな涼しさだけが救い。最高気温２６度９分（盛岡）。

	ひとつ手を貸すと、　　次の手を催促され、　　遂に手首をとられ、　　混濁の渦に　　引きずり込まれるというのかい？　　（なあ、貸し借りなき自由よ）
＠三陸沿岸

２０１８年６月２５日（月）
午前中は、暗い雲もひしめき、水滴すら感じたが、昼過ぎには完璧な晴天。程良い涼しさ。何より澄み切った光線。最高気温２５度４分（盛岡）。

	遠くへ　　視線を送るだけで、　　心は旋回を始め、　　うれしい未来を引き寄せる。
＠北東北

２０１８年６月２４日（日）
完璧な晴天ではなかった。むしろ、けだるい雲が絡み続けた。気温だけが一直線に上昇を続け、岩手全体、ほぼ真夏の陽気。最高気温２８度２分（盛岡）。

	青空も　　度が過ぎると　　黒雲を呼ぶ。　　　　（刺激しちゃいけない）
＠北東北

２０１８年６月２３日（土）
早朝はすっきり晴れていた。やがて雲の多い空になったが、陽射しの印象だけは健在で、大気は熱を帯びた。最高気温２７度９分（盛岡）。

	隠し持つものが無ければ、　　屈託なく、　　大らかに、　　思いを声にできる。　　腹の底から笑える。　　無垢な風こそ強靭。
＠岩手山麓

２０１８年６月２２日（金）
景気の良い朝の予報は撃破され、午前中はどんより曇って小雨すら降った。昼をとうに過ぎた頃、明確な青空も現われたが、雲の支配は続いた。最高気温２４度５分（盛岡）。

	強力な武器を持つ者が　　有利とは限らない。　　なにせ、派手にぶっ放す者は、　　居所を宣伝しているようなものだから　　狙い撃ちされ、　　早々に潰される。
＠岩手山麓

２０１８年６月２１日（木）
朝は小雨に濡れた。昼前には薄日がさし、一気に回復かと思われたが、しぶとく雲が留まった。夕風は、まあ心地良かった。最高気温２４度６分（盛岡）。

	そこに至った道程　　そこに流れゆく雲　　そこに残された光　　そして　　立ち止まった者　　風景ではない　　偶然の果ての記憶
＠岩手山麓

２０１８年６月２０日（水）
朝から湿気が高く、大気不透明。案の定、昼過ぎには小雨断続。ただ本降りには至らなかった。最高気温２１度（盛岡）。

	すべては自分のペースで　　うまくいっていると思い込む神経。　　思い付きのままに先を貪る性癖。　　合理と単純の区別もない知性。　　（迷走の海へ漕ぎ出す船は多い）
＠岩手山麓

２０１８年６月１９日（火）
岩手は熱気がこもったが、北上するほどに風は涼やかで、所により霧に包まれ、ひんやりした。梅雨を忘れた一日。最高気温２６度９分（盛岡）。

	歳を重ねると、　　ぱっと見て　　そこが、どんな「場」なのか、　　わかるようになる。　　集う群の空気は、　　隠しようも無い。　　※本文と画像は無関係
＠北東北

２０１８年６月１８日（月）
曇天と言われれば、まあ、そうだが、陽射しはある。明確な青空は無くても、希望はある。風は爽快だったし。最高気温２１度９分（盛岡）。

	ロボットの活動を　　人間に当てはめて　　説明されてもね・・・
＠北東北

２０１８年６月１７日（日）
緩い曇天の予報だった。なるほど、すっかり雲に覆われても、どこか明るかった。やがて、青空と雲の折り合いが爽やかだった。最高気温１９度４分（盛岡）。

	小さな旅を　　つまらなさそうに　　続けるくらいなら、　　一切を御破算にして　　大きな旅に出たら　　どうだい？
＠岩手県

２０１８年６月１６日（土）
午前中は、かすかな陽射しもあったが、午後は曇天。それでも、空気は涼やかに落ち着き、上々の感触だった。最高気温１８度（盛岡）。

	無用な塒（ねぐら）を　　早々にたたんでしまいたい群は、　　殊更にしくじってみせたり、　　時には、悪ふざけしたり　　追い出されるための　　環境を整えるのか。
＠岩手山麓