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イワテバイクライフ2018年9月後半


2018年9月30日(日)
ニュースは殊更に台風24号に限定され、未来に関わる今日の一大事に触れる姿は無い。凄い事態だ。最高気温17度2分(盛岡)。



  道具は、
  もっと使い勝手の良い道具が
  現われると、
  捨てられちゃうのかな?
  
  (哀れだね)

@三陸沿岸

2018年9月29日(土)
台風24号の気配は薄く、曇天のようでも青空がのぞいて、北の地域ほど陽が射した。雨は夜になってからのようだが。最高気温19度1分(盛岡)。



  どんな役回りにも、
  お似合いの器が用意されている。
  実に形容し難い塩梅の適材適所。

  (この世はよくできている)
@北東北

2018年9月28日(金)
日中は、そこそこ晴れ間があって陽も射した。空気もマイルドだった。台風24号の影響か、夕刻から雲が折り重なってきた。最高気温21度4分(盛岡)。



  そんなに認められたいのかい。
  まあまあ慌てずに待つといい。
  すっかり昔の人間になり果て、
  大勢に影響の無い者になれば、
  ライトのひとつも許されよう。
@岩手県北部

2018年9月27日(木)
朝から雲は垂れ込め小雨断続。その状態が均一に継続された。やたらに冷えた大気が秋の色を絞り出す気配。最高気温13度6分(盛岡)。



  誰も
  見ていない
  聞いていない。

  そういう場所だからと
  すっかり気を許し、
  どれだけの雄たけびで
  獣を身構えさせた?
  覗き見る人影を狼狽させた?
  大地を訝らせた?

  (静寂に身を置く作法を知れ)
@岩手県北部

2018年9月26日(水)
朝方は完璧な秋晴れだった。お昼前には薄雲が広がり、午後には、所々の晴れ間に縮小された。最高気温21度3分(盛岡)。



  風の中で
  ふと思う。

  もしや、
  この私のせいで
  誰かが命の灯を消さなかったか。
  そんな秋はなかったか。

  夕闇の中に
  堂々巡りが始まる。
@岩手県北部

2018年9月25日(火)
昼前まで雨が残った。あとは回復へ向かうだけと思えば、冷えた曇り空も、まあ何とかやり過ごせた。最高気温19度9分(盛岡)。



  老いて賢くなるだけじゃ
  なんだか足りない。
  愚かしさの究明とやらが
  まだまだ足りない。

  (お利口さんは寝ていていいから)
@北東北

2018年9月24日(月)
予想通り終日曇天。かすかに青空が滲み出たり、薄日も射したし、何より冷えなかったから、まずは上出来。最高気温24度1分(盛岡)。



  なりふり構わず突き進む。

  そんな姿を嘲笑っているうちに
  あれよあれよと
  飲み込まれる。

  単純を極めたものに
  理屈は通じない。


  ※本文と画像は無関係
@北東北

2018年9月23日(日)
まあ、いわゆるひとつの「お出かけ日和」。ただ秋晴れとは言い難く、夏に類似する不透明な大気で、けだるかった。最高気温26度2分(盛岡)。



  埋没するなら、深々と。
  色褪せるなら、淡々と。
  失速するなら、悠々と。
  
  (未練がましくない秋にする)
@北東北

2018年9月22日(土)
朝まで雨が降った。日中も不穏な雲が折り重なって蠢いた。夕刻になって所々晴れ間が現われた。最高気温20度9分(盛岡)。



  ねえ、師匠、
  師匠の出番は
  いつになるんでしょうかねぇ。

  そりゃあ、お前、
  あたしがノコノコ出ていったら
  差し障りがある御方が
  どっかに行っちゃったら、
  お声が掛かるってぇ寸法さ。

  (果てしなき他力本願)

@北東北

2018年9月21日(金)
朝から夕刻前まで、まずまず晴れた。やや白濁の大気で気温も上がった。夜を迎えて雨が降り出した。最高気温25度(盛岡)。



  流刑地では、
  何を叫ぼうが
  何を描こうが
  何を演じようが、
  叩かれず斬られず、
  捨て置かれるだけだ。

  そこに
  真の自由を嗅ぎ取った者は
  幸いだ。



  ※画像と本文は無関係
@北東北

2018年9月20日(木)
大袈裟な「秋晴れ予報」は深く反省すべきだ。薄雲に覆われ、青空の印象は希薄。朝晩の薄ら寒さは確かに秋だったが。最高気温23度5分(盛岡)。



  田舎は
  みんな良い人ばかりですと
  君は目を輝かせる。
  みんなの心はひとつですと
  君は熱く語り出す。
  みんな命を懸けていますと
  君は涙を流し出す。

  いいんだよ、それで。
  いつか舞台裏を知る日まで、
  それでいい。

@北東北

2018年9月19日(水)
放射冷却で朝はひんやり。盛岡で9度7分。で、秋晴れだが、気温が上がり過ぎて夏めいた光や雲だった。最高気温24度9分(盛岡)。



  好きなことを追いかけて
  歳月が流れる。

  やがて
  有名になる。
  英雄になる。
  権威になる。
  遂には
  法律までつくり始める。

  (秋が白い溜息をつく)
@岩手山麓

2018年9月18日(火)
完璧な秋晴れ予報だった。出掛けてみれば、何だよこれは。雲が随所に広がり、所により暗く水滴さえ感じた。まあ、夕暮れは爽やかだったけれど。最高気温23度3分(盛岡)



  人がさ、
  道端に突っ立って
  夕闇をぼんやり眺めていたら、
  そりゃあ、今日一日
  山の向うで
  いろいろあったってことじゃ
  ないのかねぇ。
@岩手山麓

2018年9月17日(月
午前中は所により暗い雲と吹き付ける水滴。太平洋に出ると爽快な青空。秋というより夏の肌触り。上々の一日。最高気温26度(盛岡)。



  結局、
  引いて遠ざかるものなら、
  いちいち
  受け止めない、
  押し返さない、
  すべてが静まるまでの時を
  指折り数えている。

@三陸沿岸

2018年9月16日(日)
完璧な曇天予報だった。ご丁寧に降雨の可能性まで添付してくれた。で、何だい、この穏やかな秋の一日は。乾いた薄日が心地良かった。最高気温28度3分(盛岡)。



  手を汚して
  手に入れたものは
  手にし続けるために
  更に泥や血や恥や罪に
  まみれることになるのかな?
@盛岡市

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