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イワテバイクライフ2018年11月前半


2018年11月15日(木)
最低気温がプラスに戻るだけで別世界。日中は雲も目立ったが、まあ晴れの部類か。何より空気がやわらかかったし。最高気温11度8分(盛岡)。



  お追従の
  甲高い笑い声で
  何とかしてきた人間は、
  沈黙の前では
  無残なものだ。

@岩手県北部

2018年11月14日(水)
氷点下の朝だったが、日中はほんわかしていた。晴れてはいたが、雲も舞い踊り、飽きない空だった。最高気温12度6分(盛岡)。



  美しい場所はね
  探すものではないんだよ。

  流れ来る瞬間に
  立ち止まり見惚れる心が
  あればいいんだ。

@北東北

2018年11月13日(火)
朝から晴れていた。ただ、大地は、やけに濡れていた。それも温厚な陽射しを浴びて乾いていった。最高気温13度(盛岡)。



  敵をつくらない。

  つまり、
  決定的な場面では、
  ついに曖昧だということかな?

@岩手県北部

2018年11月12日(月)
午前中は温和な青空があった。光もふんわりだった。昼頃から一気に白い幕がかかり、ほどなくどんよりして、霧雨や小雨。最高気温12度8分(盛岡)



  一年に一度の傑作より、
  365日の凡庸を選ぶ。
  そんな積み重ねこそが
  生涯一度の奇跡を呼ぶ。

  (そう信じてみる)
@盛岡市

2018年11月11日(日)
朝から青空だった。しかも残存していた雲もみるみる払われ、やがて快晴に仕上がった。まずは上々の小春日和。最高気温15度1分(盛岡)。



  細部に拘らず、
  一方に偏らず、
  主張などせず、
  争いから離れ、
  静かに流れる。

  全体がよく見えているのは、
  そういう人々かもしれない。
@北東北

2018年11月10日(土)
午前中は湿った曇天だったが、午後になって明確に陽がさし、断片的に青空も現れた。回復の兆し。最高気温16度9分(盛岡)。



  うまく立ち回ることで
  自己評価を高める者は、
  他人の顔色がなければ
  生きてはいけなくなる。

  (そうだろ?)
@岩手山麓

2018年11月9日(金)
前夜は雨音も聞かず、午前中は曇天のまま推移。午後になって霧雨程度。寒さの希薄な一日だった。最高気温16度1分(盛岡)。



  城を明け渡す者は、
  城の骨格を歪めて
  後は高みの見物か。

  忘れた頃に
  みしみし音がする。
@岩手山麓

2018年11月8日(木)
朝方は薄霧も加わりぼんやりしていたが、それでも日中は時折の陽射しや局部的な青空はあった。最高気温15度3分(盛岡)。



  想像力がたくましいと、
  明後日のことを
  何とかしようと
  無用な努力を始めたりする。

  ゆったり構えていれば、
  明後日の方から
  お迎えに来るということを
  知りながら、
  人間というやつは
  じっとしていられないらしい。
@岩手山麓

2018年11月7日(水)
朝霧が晴れて、陽射しに溢れても、周囲の山並みには雲がかかっていた。夕刻には、すっかり曇ってしまった。最高気温17度(盛岡)。



  最善の手が
  わかっているのに、
  最悪の手を
  握らされてしまう。

  (それも絆のひとつか?)
@盛岡市

2018年11月6日(火)
明確に晴れていたのは午前中だった気がする。それでも曇天の午後に青空の欠片や陽射しの気配はあった。最高気温17度1分(盛岡)。



  その地に
  希望を見出すのなら、
  その地に棲むほかに
  無いのだ。
  
  とりあえず
  そのあたりからだ。

@北東北

2018年11月5日(月)
天気は西から下り坂。岩手も雲が活発に流れ込み、しばらく続いた秋晴れも小休止。それでも空気は温厚で助かる。最高気温17度7分(盛岡)。



  崩れたがっているものは、
  頑丈な骨格なんて
  欲しがらないものです。

  おそらく
  このままがいいのでしょう。
  このまま行くことでしょう。

  終りの眺めを
  ひと目見たいのでしょう。
@岩手山麓

2018年11月4日(日)
まあ、秋晴れなんでしょう。でも、山岳部の道は凍結寸前で、黒々艶めいていた。最高気温17度5分(盛岡)。



  海を前にして
  泣き言は口にできない。
  ここまで来たんだから。

  (ここから船出だから)
@三陸沿岸

2018年11月3日(土)
正直、朝は冷えた。走る気力も萎えた。けれど、遠くまで来て小春日和なら気持ちも立ち直る。稀にみる温和な11月の出だし。最高気温17度9分(盛岡)。



  迎合は
  とりあえず場を鎮める。
  そして
  事態を更に悪化させる。
@北東北

2018年11月2日(金)
朝から純度の高い青空だった。雲の出番も少なく、まあ、すっきりの部類だった。最低気温が1度8分の冷え込み。最高気温が16度2分(盛岡)なら、まずまず。



  表だけ固めても
  裏から崩れたら
  もうだめなんだ。

  これまでも
  これからも
  そうなんだ。
@岩手山麓

2018年11月1日(木)
ゆっくり雲は払われ、青空へと移ろったが、昼前から再びの雲に陽が遮られた。夕方前から晴れて冷えた光線を浴びた。最高気温14度1分(盛岡)。



  風に飛ばされるほどの
  軽さは無く、
  言いなりになるほどの
  愚でも無く、
  牛の如く荷を負って、
  痛いとも
  苦しいとも
  悲しいとも
  口にしない立ち姿であれば
  それでいい。
@北東北

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