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イワテバイクライフ 2013年9月後半


2013年9月30日(月)
最低気温16度4分(盛岡)は、10月目前とは思えない朝。日中は稀に青空や陽射しもあった程度の曇天。最高気温23度(盛岡)。かすかな蒸し暑さ。



  人は変わる。
  自然なことだ。

  けれど、その変化は、
  好ましいことばかりではない。

  多くの場合、失望や落胆をともなう。

  何故なら、
  出会い、意気投合し、友情を培って来た記憶が、
  その人物の変貌に目を背けるからだ。

  とりわけ利や誉が絡むと、無残だ。
Harley‐Davidson XL1200CA @岩手山麓

2013年9月29日(日)
たいしたことは無いと見ていた曇り空は、意外にも長引いた。日中は青空も広がったが、透明感の無い一日だった。最高気温23度7分(盛岡)。



  四天王?
  そんな称号を貰ったのかい。
  
  つまり、
  王者になれない器のひとつ、かい。
  
  せいぜい、おしまいまで仲良くおやり。
Harley‐Davidson XL1200CA @岩手山麓

2013年9月27日(土)
最低気温は6度9分で10月中旬並みに冷えた。日中は、穏かな秋晴れ。陽射しの微熱が心地よく最高気温22度4分(いずれも盛岡)。



  指示されなくても
  最善の仕事をする。
  それが、プロ。

  言われないと、しない。それは愚。
  知っていても、しない。それは悪。
  こわれるまで、しない。それは罪。

  酷い目に遭いながら、分って来る。
  誰が本物か。
MOTO GUZZI 850GT @岩手山麓

2013年9月27日(金)
きりっと冷えた朝だった。一切迷いの無い青空だった。あまりに純粋な光と影に万物は鮮明で深かった。まずは今年屈指の秋の好日。



  突然、大爆発が起きれば、
  みんな仰天し大騒ぎになる。

  平然としているのは、
  仕掛けた本人だけだ。

 (その一部始終を誰かが見ている)
MOTO GUZZI 850GT @岩手山麓

2013年9月26日(木)
台風20号は太平洋を北東へ遠ざかる。沿岸部は台風の余波の雲に覆われたようだが、盛岡は昼前には秋晴れ。まあ、少々荒々しい雲の乱舞もあったが。



  妻よ、
  ひとつの馬の背に揺られ、
  草原に遊ぶ妻よ。

  頼みがある。

  私が水を飲む間、
  馬を見ていてくれ。

  私が昼寝する間、
  馬に寄添ってくれ。

  音も無く近寄り、
  馬に悪さをしていく影がないか、
  じっと眺めていてくれ。
MOTO GUZZI V7 Classic @岩手山麓

2013年9月25日(水)
朝方はどんより。午後は希薄な青空と陽射し。それでも気温は上がり27度9分。夕刻から夜にかけて小雨断続。不快指数の高い一日。



  父ちゃんと母ちゃんが喧嘩したら、
  心細くて途方に暮れるのは子供達だ。

  大義だとか意地などが張り合うと、
  迷惑をこうむるのは無関係な人々だ。

  せっかくの家は冷え、
  せっかくの里は荒れ、
  せっかくの夢は萎み、
  むざむざ歳月だけが流れ去る。

  (愚かしさと損失に気付くべきだ)
HONDA Monkey @盛岡市(北上川)

2013年9月24日(火)
午前中は、ぼんやり曇っていたが、午後には、そこそこ青空も現れ、やや陽射しは強く、最高気温24度4分(盛岡)。夜を迎える頃、再びの雲の群。



  これでよし。
  今日、そう思えても、
  明後日には、どうなのか、
  それは分らない。

  (生きている証拠だよ)

  そうでなければ、
  明日の自分の出番は無いからね。
HONDA Monkey @岩手山麓

2013年9月23日(月)
午前中は、ストレートな秋晴れだった。そこそこ陽射しは強く、最高気温23度2分(盛岡)。夕刻は、雲の乱舞や鮮烈な夕焼けを満喫。



  良い知らせは、
  程良き時に、
  さり気なく。

  悪い知らせは、
  間髪入れず、
  あきらかに。

  さて、誠に難しいのは、
  善悪表裏の事実を
  どうするか、だ。
Harley‐Davidson XL1200CA @盛岡市

2013年9月22日(日)
早朝、盛岡を発つ時、街は濡れていた。秋田県湯沢市に至ると、みるみる青空が戻って、からっとした太陽の熱。盛岡に帰えると、秋晴れの夕暮れの涼風。



  出来なかったことが出来るようになる。
  行けなかった場所に行けるようになる。

  それはね、
  今日、いきなりの事じゃないんだ。

  出来ないということ、
  行けないということ、
  その感覚を生真面目に蓄積してきたから、
  ある日、歯車が噛み合って、
  軽々と出来るようになる。
  堂々と行けるようになる。

  (挫折の日々は、無意味じゃない)
大友トライアルパーク杯 第2戦 (秋田県湯沢市)

2013年9月21日(土)
午前中は、たじろぐほどの暗い空で、所により霧雨に濡れていた。午後には、ぼんやりした青空や陽射しもあったが、まずは曇天の一日。最高気温26度7分(盛岡)。



  調整すれば安定する。
  ということは、
  その逆もある、ということだが、
  やんわり加減されると、厄介だ。
  ゆるやかに悪化し、
  ついには病になっても、
  気が付かない。

  罠から抜け出すには、
  よほどの荒療治が必要になる。
MOTO GUZZI 850GT @岩手山麓

2013年9月20日(金)
おそろしくなるほどの晴天続き。これ見よがしに舞ってみせる秋雲。けれど、最高気温は26度7分。秋とは異質の一日。



  寂しい光なら、秋の夕暮れにある。
  そんな光を追いかける君は、
  どれだけ孤独に飢えているのだ?

  心細い道なら、夜の入り口にある。
  そんな道を辿りたがる君は、
  どれだけ絶望に恋しているのだ?

  漆黒の獣道を求めずにはいられないほど、
  君の平穏な日々は、地獄なのか?
MOTO GUZZI California Vintage @八幡平市 ※画像は過去のものです。

2013年9月19日(木)
三日連続の晴天。秋の空は、いよいよ安定して来た。雲は薄っすらだが、陽射しには夏の余韻。最高気温は25度を越えた(盛岡)。中秋の満月を確認。



  あのね、
  あの人はね、
  君のことを
  無視黙殺しているのではなくて、
  君の目を
  まっすぐ見られないだけなんだよ。

  (そっとしておあげよ)
MOTO GUZZI V7 Classic 

2013年9月18日(水)
最低気温が12度(盛岡)で、ようやく秋の朝らしく、ひんやり。日中は秋晴れと強い陽射しで25度9分(盛岡)だから、どこか夏を引きづっている。



  独裁者が、
  全世界に向かって叫けんだ。

  「事実は認識している。
  過去の悲劇は重く受け止めている。
  しかし、我々は、反省と検証を重ね、
  万全な対策を講じてきた。
  もう、何があっても迷わない。
  積み上げてきた道を途絶えさせてはならない
  我々には歴史を進める義務がある。
  苦渋の決断ではあるが、
  よりよい未来のために、
  あの旅路を再開する。」

  その瞬間、歓声は地鳴りとなった。
  戦車の群が傲然と街へくり出した。

  (そんな恐ろしい夢だった)
Harley‐Davidson XL1200CA @秋田県

2013年9月17日(火)
台風一過などと浮かれてはいられない。傷痕は深いのだ。もう、これまでとは異質の大気なのだ。今日という日の秋晴れなど、気休めなのだ。



  人は、
  事が起きた瞬間だけ
  天地がひっくり返るほど騒ぐ。
  暗い瞳で犯人を探し、原因を求める。

  でもね、熱波は、いずれ遠ざかる。
  良いことも悪いことも
  みんな忘れていく。
  今日ぶらさげた難題も、
  風に飛ばされ消えて行く。

  いつの日か、
  その断片を拾い上げ、
  誰かが首をひねる。

  「その昔、何があったの?」と。
MOTO GUZZI 850GT @八幡平

2013年9月16日(月)
台風18号は大きな災いとなって関西から東へ破壊を重ね、前例の無い大嵐を見せつけた。岩手は死者一名、行方不明者一名。盛岡は夜になって無風状態。



  ほんの、ちょっとしたことだ。
  もう本当に僅かなことだ。

  当たり前の微調整が、
  当たり前に施されただけで、
  霧は晴れるものだ。
  いつもの歯車が
  見違えるように回り出すのだ。

  「そうだったのか、案の定だったのか」
  そう叫びたくなることは、ある

  けれど、
  狭隘な村里では、
  事態の画期的な好転について、
  あれこれ語らぬ方が良いこともある。

  (暗い霧の正体など明かしてはならない)

  全ては、結果で示していく他ないのだ。
  
HONDA ベンリィ50S @岩手山麓

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